蜂の子のすべて

気になる血圧上昇に蜂の子

現代人の悩みとして多々取り上げられる症状に「高血圧」があります。
高血圧に効果が期待されるサプリメントや健康食品が多々ある中で、蜂の子にもその効果が期待されていることをご存知でしょうか?
今回は、蜂の子による血圧上昇の抑制効果について、皆さんにご紹介させて頂きます。

蜂の子で血圧降下

蜂の子に血圧降下効果が期待されている理由は、ビタミン様作用物質による血圧降下が期待されているからです。
ビタミンとしての定義は「人の体の中で合成されない」「微量栄養素である」「不足すると欠乏症になる」の3つの条件を満たしている必要があります。
ビタミン様作用物質とは、ビタミンとして定義されてはいないものの、ビタミンと同様の働きが認められている成分です。

蜂の子に含まれているビタミン様作用物質として注目されているのが「コリン」です。
コリンは人体の中で様々な物質に変化し、血圧降下に働きかけてくれる物質として研究されており、その効果が期待されています。
蜂の子による血圧効果は、このコリンの働きによって実現されると考えられています。

血管を拡張してくれるアセチルコリン

コリンが材料となって体内で合成される物質のうち、血管を拡張してくれると言われているのが「アセチルコリン」です。
アセチルコリンは神経伝達物質のひとつで、血管を広げ拡張してくれる働きが認められています。

血管が拡張されることにより、血管内部が広くなりますから、少ない力でスムーズに血液が流れるようになります。
血圧とは、血管内部にかかる圧力を指しますので、抵抗なく血液が流れれば必然的に血圧も低くなると考えられます。
このように、蜂の子によってコリンの摂取量を増量すれば、血圧降下に効果を発揮してくれると期待されているのです。

動脈硬化を防止するレシチン

コリンが材料となって血圧降下に繋がる物質はアセチルコリンだけではありません。
ここではもうひとつ、「レシチン」を紹介させて頂きます。

レシチンは動脈硬化を抑止してくれる成分として知られています。
動脈硬化とは、血液に溶け出したコレステロールと活性酸素が結びつき、血管内部にこびりつく事で血液の流れが阻害される症状です。
流れが阻害されると同時に、血管のしなやかさも失われてしまいます。

この動脈硬化を防いでくれるのがレシチンです。
実はこのレシチン、脂肪に分類される成分なのですが、コレステロールや中性脂肪と異なり、水とも油とも相性がよい特徴を持っています。
その性質によって、コレステロールが血管内部にこびりつかないように血管内で働いてくれます。

動脈硬化をレシチンで防ぐことで、血圧の上昇防止に繋がると期待されています。

蜂の子で血圧上昇を防止

蜂の子に含まれるコリンが、アセチリコリンやレシチンになり、血圧の上昇を抑止してくれる機能を紹介させていただきました。
高血圧は、現代人を悩ませる病気として注意喚起されています。
毎日の蜂の子を続けて、高血圧防止を始めてみてはいかがでしょうか。