喘息と蜂の子
健康に良い優れたスーパーフードとして人気の高い蜂の子。
毎日の蜂の子を続けることで毎日を健康に過ごせるとして、老若男女問わず愛されています。
しかしその蜂の子摂取について、喘息と診断されている場合は注意が必要です。
今回は、蜂の子の摂取と喘息について、皆さんにご紹介させて頂きます。
喘息の発作に繋がる可能性あり
毎日摂取することで健康に繋がると伝えられている蜂の子。
貴重なタンパク源として珍重されてきた歴史と同時に、薬と同様な考えで珍重されてきた歴史も持っています。
そんな蜂の子ですが、喘息の発作に繋がる可能性があるので注意が必要です。
喘息は、口や鼻から肺に通じる「気道」が、極端に細くなることで起こる症状です。
具体的には、気管支のまわりにある平滑筋が痙攣を起こし収縮してしまうため、息が吐き出せなく(吸い込めなくなる場合もある)なってしまいます。
この平滑筋の収縮(発作)が、蜂の子によって起こる可能性があります。
このような喘息の発作は、アレルギー反応によって起こる場合があり、主にはハウスダスト、ダニ、カビと言った生活環境に起因するものからエビやカニ、日本蕎麦、卵などの食品によって引き起こされます。
そのアレルギーハンのが、蜂の子によって発生する場合があるのです。
摂取する前に医師に相談を
健康のために蜂の子を食べようと思っていても、アレルギー反応によって喘息の発作を引き起こしてしまっては本末転倒です。
喘息の程度にもよりますが、平滑筋の痙攣は生命に関わる場合もありますので軽く考えるわけには行きません。
パルスオキシメーターによる血液中の酸素濃度は、通常で96〜100%と表示されるのですが、発作が起こると95%を下回ることもあります。
緊急時には90%を下回る可能性もあり、そうなれば呼吸不全と診断される場合もありますから注意が必要です。
緊急事態用に処方される吸入薬などもありますが、心臓に負担がかかる可能性などがあり、過度の利用は控えるように指導されます。
喘息と診断されている人が、健康のために蜂の子を摂取しようと考える場合は、必ず医師の診断を仰ぐようにしましょう。
医師の診断の結果、大丈夫と太鼓判をもらうことができれば、安心して蜂の子を食べる事ができます。
アレルギー反応の心配がないなら是非蜂の子を
医師への相談でアレルギー反応が無いと診断されれば安心です。
蜂の子は、様々なアミノ酸とビタミンを含むスーパーフードとして知られています。
その味わいも様々で、幼虫、蛹、成虫の様々な調理方法が伝えられています。
幼虫や蛹、成虫の形が苦手という人は、サプリメントやドリンクで蜂の子の豊富な栄養素を摂取することも可能です。
中国では、優れた薬として利用されるほど珍重されていた蜂の子。
その健康効果や効能は現在も研究が続けられているほど奥深い世界です。
毎日の健康を維持するために蜂の子を摂取することは、身体にとって非常に良い選択です。
抵抗力があり健康的な身体を維持することで、喘息の発作そのものを抑えることも出来ると言われていますから、これを期に毎日の蜂の子を始めてみてはいかがでしょうか。