蜂の子のすべて

冷凍蜂の子で年中健康!

日本の山間部に伝わるタンパク源として有名な蜂の子。
現在では、健康食品としての知名度も高まり、山間部以外の方々も親しむ健康食品として知られています。
優れた健康食品として人気の高い蜂の子ですが、「旬」があり、年中捕獲できるわけではありません
今回は、そんな蜂の子を年中食べられる「冷凍販売蜂の子」について、皆さんにご紹介させて頂きます。

美味しく頂ける蜂の子

蜂の幼虫、蛹、成虫の全てを蜂の子と呼び、昔から貴重なタンパク源として珍重されています。
「蜂の子」と呼ばれますが、蜂の成虫も蜂の子と呼ばれています。
幼虫は、焼いたり米と一緒に炊きこんだりする調理方法が有名です。
蛹は佃煮や素焼きなどで親しまれています。
成虫は油でカラッと揚げる調理が好まれているようです。

このように、幼虫から成虫まで美味しく頂ける蜂の子ですが、年がら年中捕獲できるわけではありません。
一般的に美味しいと言われる蜂の子は、肉食の蜂の子と言われており、餌が豊富な夏の終わりから10月頃までの間が旬と言われています。

冷凍保存で美味しく保存できる蜂の子

美味しく頂ける蜂の子ですが、旬を外すと捕獲することは極端に難しくなります。
とはいえ、年中蜂の子の加工品は出回っています。
実はそれらは肉食の蜂の子ではありません。
冬や春の時期に出回る蜂の子は、ミツバチなどの肉食ではない種類のものが大半です。

ミツバチなどの蜂の子が、美味しくないとは言いませんが、蜂の子として人気を博しているのは、やはり肉食のオオスズメバチやキイロスズメバチ等です。
特にオオスズメバチの蜂の子は、とても美味しいと評判です。
そんな蜂の子を年中食べる方法として紹介したいのが「冷凍保存蜂の子」です。
冷凍保存蜂の子と書きますと、なにやら特別な感じを受けるかも知れませんが、単純に「冷凍食品」と同等です。
さすがに一般的なスーパーでは販売されていませんが、インターネットなどで購入することが可能です。
冷凍保存すると、蜂の子を約1年間保存できると言われています。

旬の蜂の子は栄養も豊富

旬の蜂の子を冷凍保存するメリットは、味だけではなく栄養面にもあります。
先ほど説明したとおり、旬の蜂の子は沢山の餌を食べて繁殖するシーズンの蜂の子です。
従って栄養価も高く、多くのアミノ酸やビタミンを含んでいます。

疲労回復に役立つビタミンB1、成長を促進するビタミンB2が含まれ、不足しがちな亜鉛や鉄分、カルシウムも含まれています。
さらに、アミノ酸に関しては特筆すべき特徴があり、必須アミノ酸と呼ばれる体内では合成することが出来ない貴重なアミノ酸を全て含んでいます。
必須アミノ酸の全てを食品から摂取する為には、多くの食材を揃えなければなりませんが、蜂の子ならそれだけで接種可能です。

いつでも旬の蜂の子を

冷凍された蜂の子を購入すれば、栄養価が高く美味しい蜂の子を1年中楽しむことが出来ます。
美味しいと言われるオオスズメバチの蜂の子を捕獲することは容易ではありませんが、必要量を捕獲できれば様々な料理を次の旬の時期まで楽しむことが出来ます。
サプリメントやドリンクなど、多くの蜂の子成分を含んだ商品が販売されていますが、やはりその味までも再現できるわけではありません。
いつでも旬の蜂の子の味を楽しみたいなら、冷凍保存はオススメの保存方法です。